脳内世界

ASDと双極と内省。

コンサルもどきもどきの精神障害者が、生きづらさ要因分析してみた。

こんにちは。

 

これまた久しぶりのブログになります。

 

今回は自分の生きづらさについて考察してみました。

私は双極性障害を持っていますが、医師から「診断はおりないくらい軽度だけれどアスペルガーの傾向あるね」と言われていますし、家は機能不全家族気味だし、人間社会で生きていくにはしんどい要素がいくつかあります。

 

大学生のころは発達障害が主に自分の生きづらさの原因かと思っていました。しかし。

ツイッターで同じ障害を持つ人に出くわし、「アレ...?発達障害なのに楽しそうに生きている人がいるぞ!」「わたしとの違いは一体なんなんだ?ポジティブかどうかか?!」などど考え始めたわけです。

 

至極当然のことでありますが、発達障害でも、双極性障害でも、毒親もちでも、今を楽しく幸福に生きている人がいる。

じゃあ私の生きづらさっていったい何なんだ?ということで、今回要因分析をするに至ったわけです。

 

それではさっそく本題に入っていきます。

1.まず、生きづらさを分解してみる。

とりあえず、いろんな要因がまざってごっちゃになっているので、全部細かい粒の単位まで砕きます。発達障害の中のASDASDの中の感覚過敏、さらにその中の気配過敏、聴覚過敏、といったように。

これをほかの要素でも行って、すべて同じ細かい粒の単位にできたら、要素を整理します。

2.次に、分解した要素を整理してみる。

こんな感じで↓

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これはいわゆる「ロジックツリー」というやつです。

マインドマップなんかにもちょっと似てるかもしれません。

(具体的には、要因分析などに使用するので漏れやダブりがあってはならないのがロジックツリーで、アイデア出しに使用するので漏れやダブりがあってもオッケーなのでマインドマップですね。)

 

 

上のロジックツリーの中身に言及すると、いろんな要素が絡まりあって、

生きづらくなっているように思えます。

 

要因を整理できたら、最終段階。

 

3.最後に、どの要素が一番大きな影響を及ぼしているかを分析する

上の分解した要素たちの中で、どれが重要度が高いものかを決めていきます。

(今回は重要度の高さ=私の困り度合いなので、独断と偏見で決めていきます。)

 

うーん、感覚過敏はなんとかなってるけど、社交はマジで無理だし...でも一番やばいのは認知の歪みかな...

 

とかなんとか考えつつ、できたのがコチラ。

 

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上の表と中身はほぼ同じですが、重要そうな要素に色を付けたものです。

主に対人的な要素と体力的な要素で困っていることが見受けられます。

 

4.生きづらさ要因分析してみての感想

なんというか、うん、うすうす気づいていたことなんですが私の場合はグレーということもあり、発達よりほかの要素がしんどい傾向にあることがわかりました。

 

今回はロジックツリーで一つ一つの要素をぱきっと割って考えたのでこのような結果になったのかもしれないですが、実際は発達も精神疾患も切り離せないものなので、違う方法をとれば違う結果が出るのかもしれませんね。

(とはいえ、白黒はっきりさせたいタイプのASDの方なんかはこんな方法が向いているのかも?と思ったり。)

 

以上、ちょっとした実験的な試みでしたー。